electron-packager
の使用
electron-packager
によって作成された全てのビルドは build
フォルダ内にあります。
全てのプラットフォーム用にビルド
すべてのオペレーティングシステムが他のすべてのプラットフォーム用に構築できるとは限りません。
npm run build
特定のプラットフォーム用のビルド
プラットフォームには darwin
、 mas
、 linux
と win32
があります。
# darwin 用にビルドする(macOS)
npm run build:darwin
クリーニング
build
から全てのビルドを削除します。
npm run build:clean
Windows以外のユーザーのためのメモ
Windows 以外のプラットフォームを使用してカスタムアイコン付きで Windows 用にビルドしたい場合、wine をインストールする必要があります。詳細な情報はこちら。
デフォルトのビルド構成
こちら に記載のある electron-packager
のオプションの通りに .electron-vue/build.config.js
でさらなるカスタマイズが可能です。ビルドされたアプリケーションに適用される名前は package.json
の productName
の値が設定されます。
{
// 'x64' アーキテクチャを対象にします
arch: 'x64',
// 'electron/asar' を使用してアプリケーションを圧縮します
asar: true,
// アプリケーションのディレクトリ
dir: path.join(__dirname, '../'),
// electron のアプリケーションアイコンを設定します
// ファイル拡張子はプラットフォームに基づいて追加されます
//
// Linux 用にビルドする場合、以下を参照してください
// https://github.com/electron-userland/electron-packager/blob/master/docs/api.md#icon
icon: path.join(__dirname, '../build/icons/icon'),
// 最終的なビルドサイズを膨らませるファイルを無視する
ignore: /(^\/(src|test|\.[a-z]+|README|yarn|static|dist\/web))|\.gitkeep/,
// ビルドファイルを `builds` に保存する
out: path.join(__dirname, '../build'),
// ビルドファイルを上書きする
overwrite: true,
// プラットフォームを設定する環境変数
platform: process.env.BUILD_TARGET || 'all'
}